ゴースあるいはゴスム

 記事で言及されている、2016年に公開されたFBIのUFOに関する機密文書、のなかで、宇宙人に関して「宇宙のどこかの星からやってきているのではなく、エーテル性の惑星からやってきており、別次元から、そのエーテル性の浸透化・物質化によって干渉してきている」というようなことが書かれている。


 占星術が見ているエネルギーというものも、このようなエーテル的エネルギー、またはエーテル的物理法則、エーテル的干渉のようなモデルに近いものを正直感じる。すなわち、私たちが占星術で、太陽がどうとか、水星がどうとか、水瓶座がどうとか、いろいろ言うのだけれど、その時話しているこれらの星は、正直私たちの宇宙にある火星や水星といった惑星である必要性は全く感じていない。私たちが空を見上げて確認できる星の光というよりも、その原動力みたいなものを掴める時、そのとき占星術の意味を感じられる。


 つまり、占星術が星の法則や星が放射している脳波・磁気みたいなエネルギーが地球現象や人間心理に干渉する…そんな意味を占星術に持たせても良いが、占星術の取り扱う領域にとってはそのような科学的思考はいささか窮屈でもある。

 だから占星術は、エーテル的干渉を探る考えであっても構わない。物理学や統計学といったこの世の法則ではなく、並行世界やエーテルのようなまだ物理学が全く見ていない前提、少なくとも「多数派の感覚」が物理法則・科学常識を作っているのだが、そのような多数派の見える世界ではないもの。そちらであるほうが、基本的には占星術を捉えるのには向いている…と感じる。窮屈さが結局、全ての問題だ。


 科学は実証主義で、それは経験論的多数派の意見を尊重する態度である。だからこそ、少数派にのみ認知できる物理法則があっても、基本的にあまり考慮されない、むしろそういったものは存在しないとみなされるような窮屈さを持つのだから。


 ではそもそもエーテルとは何だろう?シュタイナーとかで山ほどでてきた単語だ。もともとはギリシャ語で「天界の空気」だったと思う。FFでは、MPを回復する薬だった。これは意外と言い得て妙かな?「吸うと、魔力が回復するもの」。究極の物理現象は、今のひとにとって魔法に他ならないだろうから。

ᚠᛚᚪᚵᛋ ᚠᛚᚪᛪ ᚠᛟᛞᛞᛖᚱ ᚠᚱᛁᚵ

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