火星の砂
仕事運を占星術で見る時、MC、10室、または6室…、の星座や星、って見ます。他にもノースノードの位置と星座、アスペクトの良い星は何か、等を考慮しますが、火星のアスペクトってのは、仕事で意外と重要なだと最近思いました。
火星とアスペクトの良い星は、「夢中になれること」「それをやる気になれること」です。火星はある意味では、うつ状態の逆、躁状態です。うつ状態は、やる気になれること、夢中になれることが何もない状態です。躁は逆になんでもやる気になれ、夢中になれることです。アドレナリンです。
火星とソフトアスペクトの星の組み合わせは、「この星の事柄は理屈なく自然と夢中になれる」です。そのソフトアスペクトの星の事柄はナチュラルにやる気になれる事柄なので、仕事内容がそれに沿っていると比較的苦にならず、夢中になれるので時間が過ぎるのが早くて退屈しないと思います。
仕事で、時間が早く過ぎるというのは凄く大事ですよね。自分の嫌いな作業や内容の仕事は長く感じます。それはある意味極論として、時給2000円の仕事1時間でも、やっている時間が4時間くらいに感じられるような仕事なら、時給500円みたいなもんですから。
金星も「やっていて楽しいこと」なのですが、仕事に結びつく場合と、そうでない場合があるかもしれません。その意味では、社会性が火星のほうがあるのかもしれません。女性も男性も仕事をする時代ですが、女性の中にも男性の中にも「火星=男性性」があって、性別に関係なくそれを使っているにすぎません。
火星はある意味、土星とはまた違った意味の、社会の生きていくルールみたいなものかもしれません。社会において人は基本的に「生きること」を強制され、ある程度は「仕事をすること」を強制されます。それは火星を強制されているということでもありますね。
正直、火星は単体で存在していたら効力を思いつき辛いです。組み合わせにおいて目立つ時のみ特に火星をホロスコープ上で考慮します。なので火星は意外と「具体的」ではありません。
社会も確かに、社会に参加する他者がいない限り、社会は意味をなしません。火星も同じく、他者との関係性がなければ意味をなさないのでしょう。火星は競争も意味しますので、競争は他者がいなければ成り立ちませんね。
火星のアスペクトだけなら、出生時間がなくても出せます。ただ、火星がノーアスペクトという人もいるでしょう。基本の10天体とはノーアスペクトでも、ケレス、パラス、ジュノー、ヴェスタ、リリス、バーテックス、…とか色々主要天体以外の星とのアスペクトをみていくと何かソフトアスペクトを持つ星がでてくるかもしれません。
自分なんかも、基本は火星がノーアスペクトに近い人間です。水星とは0度の強いセキスタイルを持っているので、勉強したり勉強を教えたり、漫画やゲーム、そういうようなマニアックな話をするのは大好きです。同じく主要天体以外広げていくと自分の場合、火星はケレスともソフトアスペクトを形成します。ケレスはギリシャ神話のデーメーテールなので、地母神であり、やはり人を慈しみ育てるようなことを意味します。
このように火星が水星とケレスに関係性を持っている自分は確かに、勉強を教えたりするにしても優等生を良い大学に入れるために勉強を教えるとか、勉強したことの実力を競争で証明し表彰してもらうとかには全くやる気がでません。占星術のセッションもそうですが、何か悩んでいる人や心の傷のある人の力になるために知識や情報、勉強を教えるほうがずっと生きがいややる気が出ます。やはり火星のアスペクトで仕事のやりたいことが出ている気がします。
主要天体以外の星まで広げても火星のアスペクトが無い場合…まあ恒星とかも含めれば必ず何かはヒットしてくれると思いますが、まあMCや10室・6室も仕事なんで、出生時間いりますがそこらへん判断ってことかもしれないね。
これは水星ですが。
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