nomination vocation
人が生まれてきたのは偶然で目的はないと言う思想もあれば、人は特定の使命を果たすために生まれてきているという思想もある。どちらかが実証的で、正しい答えがあるというわけでもない。まあ今の時代で言えば、強いて言えば科学や物理の結論としては「人には生まれてきた目的がある」のほうが優勢だと言える。
科学や物理の考えで、生命体やDNAなどが原子のぶつかり合いの中で「偶然にできる」というのは確率論的にかなり説明がつかないものだし、まるで人間が作り出した機械や発電所、化学物質生産工場のより完璧な形である人体のシステムも、「偶然にできた」という説明は無理があるように感じてしまう。
宇宙物理学で言えば、量子論と同じく宇宙が「存在している」とは「観測している」という状態でもある。つまり、観測されなければ宇宙は存在できない。生命という宇宙を観測する主体が発生する前提で、宇宙はインフレーション、ビッグバン、宇宙の膨張、そしてもしかたらエントロピーの法則に従って再び世界は「冷めていく」、それらは観測者がいなければ物理的運動を起こさないわけなので、途中で生命が必ず宇宙上に生まれる前提で起きている現象だとも言える。
私たちは、「正解」に近づくと、基本的に心が躍る、または報酬系のホルモンが分泌される的な感じになる。
そして、「正解」は時間の流れとともに変わるものだ。ある時は、1+1=2かもしれないが、ある時から、全然知らなかったけど2進数が適応されていて、1+1=10になっているかもしれない。
時間によって、人が心が躍る「正解」は違って、昔の正解は必ずしも今の正解ではない。
もしも、その人が「生命に意味はない」に心が躍るなら、それはその時の正解だし、その後に全く同じ答えに心が躍らなくなってもいい。でも「人生には使命がある」に心が躍るなら、全く違う、逆の正解の趣味の人に囲まれていたとしても、それはその人にとって、正解である。
ノードはインド哲学でいう「カルマ」の星(というより、計算され特定の星の軌道の重なり合う地点)であり、生まれてきた目的を意味する。
ノードのハウス、星座、アスペクトはその説明書だろう。そこに特に、自分の生まれてきた目的を見いだせる。
ノードは約18.5年周期くらいだったと思う。木星星座=干支が12年周期なので12年の年の差だと同じ干支になるのと同じく、18.5年の年の差で同じ星座になる。
けれど、ハウス、アスペクトなんかは、みんな違う。私のノードは何星座、何ハウス、何とアスペクトを持っている。書き出すのは簡単。でも、それを一生探究していく。
自分なんかは、ノードはスクエアしかないタイプだ。スクエアは、乱反射のようなイメージで、そのせいかノードのことばっかり考えてしまう。ネイタルがスクエアだらけでも、時期によって良いサインが来たりとかはもちろんする。
0コメント