カルミン
ホロスコープに12個くらいの天体があるけれど、自分がいつも生きていて最も影響力を感じるのは、ノースノードとサウスノード、2つのノードの地点だ。
占星術で主役となる太陽系の天体が10個もあるのに、それらよりも星ですらない、宇宙の特定の地点が一番星の力を感じる。
とはいっても、占星術で用いる全ての星のなかで、最もこの世に解説書が多いのは、きっとノードだろう。なぜなら、ノードは輪廻転生を意味し、そこでのカルマの流れを意味する。ということは、輪廻転生を扱った全ての書物は、インド哲学もギリシア哲学も、全てがノードの解説書になる。
なぜこれほどまでに、いつも自分はカルマを感じるのか。自分のホロスコープが、ノースノードが土星と0度で結びつき、ハードアスペクトだけで成立しているからかもしれない。
本来、占星術で知るべきは、ソフトアスペクトが多い星のことではある。そして可能な限りその星とともにいるべき。実際自分も、一番ソフトの多い金星を大事にしている。
その意味では自分はノードは唯一、アステロイドまで範囲を広げてもなおソフトアスペクトのない、最も避けるべき星にあたる。それでもずっとカルマに惹かれているのは、逆にいえばそれ自体がカルマとしか。
「役に立たない」にも凄く意味がある。過去生で「人の役に立つこと」を中心軸として立派に生きていた場合、後世で「役に立たなくても生きていける」ことを実感する人生を得るかもしれない。
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