♍️☋ : 乙女な腸内細菌叢

 記事内では、免疫において特定の栄養素を「毒」だとみなすことで下痢という「排出行為」が行われ腹痛が起こるとされています。すなわち、実際に毒であるかに関わらず、毒だとみなすことで過敏性胃腸症候群が起こります。免疫作用における「因果性の誤解」によるものだということです。

 個人的にこの記事から思うのは、自分自身の経験も含め、過敏性胃腸症候群とある種の自閉症的な「食へのこだわり」がとても強い関連性を持っているのではということです。


 こういう生物のメカニズムは、ものすごく広く色々なことに言えそうです。「坊主憎ければ袈裟まで憎い」みたいなことわざがあると思いますが、これはまさにこの記事で言われている視点での過敏性胃腸症候群の世界だということになります。

 必ずしも、その食べ物の腐敗等による毒性に限らず、安全な食事の際でも食料摂取と同時になんらかのストレスを与えられた記憶が、「ストレス=今食べているもの=毒」という図式をつくりだし、次回同じものを食べるときに毒判定されているということです。

 もちろん、生物にとって「毒」とは何か?相対的に考えて「毒」なんて存在するのか?という議論は、ものすごく広がりがあり、語りつくすのが大変なテーマですが、今回はそれはともかく。

 これは同時に、食事の際にいかにストレスを受けないかが大事だということにもなるでしょう。ですがここで個人的には、発達障害とか自閉スペクトラム症といった傾向を持つ人すなわち「食に対するこだわり」が強い人は、料理の質に関係なく、その個人のこだわりを無視した食事そのものが強いストレスになり、過敏性胃腸症候群における免疫作用の誤解の悪循環を引き起こすことになりそうな気がします。

 あんまりこういう動画みたことなかったんですが、youtubeのおすすめでこんな感じの動画もでてきて、自分も「うわーわかるわー」ってなっちゃって、なんとなくそんな発想になりました。

 自分もそうですが、食に対する強いこだわりがあります。特に食べる順番とか、少し食事中のマルチワークが苦手な感じがあって、もともと食べるのが遅い上に、多人数で話しながら食べるとかだと特に、ものすごく食べるのが遅くなります。

 ある種の、オーガニックフードとか無農薬とか、そういったものへのこだわりも、場合によってはこの自閉症的な「こだわり」に部分的に含まれるのかもしれません。

 自分はそこまでオーガニックとかに関しては、もちろん選べるならそちらを選ぶけれど、必ずしもではない、というくらいです。それよりも自分は、昭和の家族のイメージやサザエさんみたいに「家族揃って同じテーブルで同じものを食べる」みたいな強制や、「食へのこだわり」への無理解は、とても辛いです。

 自分にとってひとり暮らしが楽だったのはそういうところもあったりしましたし、自分で飯を作ってひとりで食べれるというのはこの気質にはむしろハッピーなものです。そういった自分で家事をする期間が長かったので、「食へのこだわり」を外れることへのストレスがより強くなったのかもしれません。

 また、実は冷めた食事がとても好きなのですが、それは皆で食べる熱い料理=ストレス、ひとりで食べるのはだいたい冷たくなった料理=ハッピー、みたいな場面のせいかもしれないです。

 思えば、自分が小学校で一番嫌いだった時間は給食でした。給食は、皆で食べなければいけないし、時間制限もある。こういった自閉症的な食へのこだわりがあったりするのに、残してはいけないとか、今でも下校時間まで給食を食べさせられていた人たちがいたことも覚えています。そういったストレスが当時から学校に行くとお腹痛くなるという過敏性胃腸症候群的な「免疫機能」を自分に働かせていたように思えます。


 こういったものには「理解者」か「同じこだわりを持つ人」のどちらかが必要です。「さみしいから」とか「普通じゃないから」という理由で「こだわり」を無視されたら、ストレスで病気になり、人生の価値を失います。

 また、ある種自閉症的な気質同士ではお互いをより深い理解できるので、お互いのこだわりが極めて共存不可能なものでない限り、深い友情や愛情を育てて行くことが可能になることでしょう。


 占星術的には、冥王星はすべてのひとになんらかの「自閉症的気質」を与えるかもしれません。太陽光がひとの脳にセトロニンの分泌をもたらしたり、月が人間の血流やそれに伴う興奮、女性の生理などのサイクルと関連を持つように、冥王星の軌道にも何かそんな精神的効果があるのかもしれません。少なくとも自分は、占星術をそのように捉えます。


 中世のヨーロッパ・アラビアの医学では、乙女座のエネルギーは人間の人体において腸にとても関連があるとされていました。例えば、この有名な「ベリー公のとても豪華な時祷書(Les Très Riches Heures du Duc de Berry)」にあるように。(腸の部分に、乙女の絵があります。)

 私は1988年生まれなので、サウスノードが乙女座です。過去生を意味するサウスノードに腸を意味する乙女座なので過敏性胃腸症候群にどうしてもカルマの匂いのようなものを感じてしまいます。もちろん、1988年生まれがみんな腸が弱いというわけがないので、自分の出生時間に独自となるさらなる他の配置に何らかの配置的なものがあるのかもしれません。

 サウスノード乙女座は、周期が18.5年くらいなので、自分の前の世代だと1970年生まれの人になります。私は将棋が昔から好きだったので、羽生世代と言われる人たちと同じノードを持つことに親近感を得ました。

 サウスノード乙女座は、ノースノード魚座になります。将棋は基本的にロジック(乙女座)なんですが、羽生世代のひとたちの将棋には、何かロジックを超えた逆転の閃きどころか神秘的なもの(魚座)を感じることができ、ある種同じ星座配置の世代としても、とても惹かれるものがありました。

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