スターシード:♇10h

 10室は、天職・仕事運も意味しますが、人生そのものも意味します。

 最近、自分と同じ10室冥王星を持っている人が、よくきます。この世の核心に触れ、社会の価値観を揺さぶる、社会の改革者なのですが、ひとことで説明するのは難しいです。そもそも、10室冥王星の人が、自分の肩書きを一言で相手に伝えられたとしたら、何かそれらしくない感じすらします。10室冥王星の天職は、この世の最も深淵に関わり、この世の全てに影響をおよぼすので、本来、一言で言えないものです。


 ジョジョを知っている人には、昔、この10室冥王星の配置のことを「ジョニィ・ジョースター」だと言ったことがあります。ジョジョの奇妙な冒険という漫画自体、特に5-7部なんか、いかにも冥王星らしいというか、トランスサタニアンな漫画だな〜と思います。

 また、そもそもジョジョに惹かれるような人は、トランスタサタニアンな人だな〜とも思います。神秘的で、宇宙的なところ。今までの時代の価値観では、飽き足らない、新しく、宇宙の核とつながっている人なんですね。

 ブラッドボーンとかもトランスサタニアン的だし、それを昔で言えば、クロウリー、シュタイナー、アンドレーエ、スーフィーたち、ネオプラトニストたち、プラトン、ピュタゴラスと、あげればきりがないですが、土星より遠い星が見つかる以前から、トランスサタニアンの意思の脈動は確かに感じます。


 たまたまですが、このトランスサタニアンという言葉、「土星を越えて」という意味で、土星より遠い星たち(天王星、海王星、冥王星等)のことを意味する言葉ですが、「サタンを越えた者」という響きのようにすら思えます。

 もちろん、ヘブライ語の「邪魔をする者」的な意味のサタンと、ラテン語の土星であり草刈りの神「サトゥルヌス」が英語訛りでサターンという響きになってしまったものと、全く別物ですが、偶然の一致というのも、意味深なものです。

 世の中は、「サタンを越えられない人」ばかりです。サタンとは、悪魔というよりも、悪魔の存在に必須な、善悪二元論のことです。「あれは正しい、これは間違い」そのものがサタンだと感じます。そういったカテゴリ、優劣・格差をレッテル付けする闘争、煽り、間違いなく今の時代も、サタンは元気に楽しく生きていて、人々の心のなかに住んでいます。それはそれで構いません。好きにやっていればいいと思います。でも最近は自分の場合はそういった価値観から超越したひとたちとの遭遇率が高くて、非常に嬉しいところです。

 冥王星10室が、「ジョニィ・ジョースター」とかぶるというのは、なんとなくのイメージです。ジョニィ・ジョースターに対して、読み手によって色々なイメージがあるでしょう。ですが、最初のモブっぽくて車椅子に乗っている足が動かないジョジョが、だんだんと凄い目立ってきて、スタンドも歴代最強?みたいなのがでてきました。

 ギャップがなかったら冥王星ではありません。また、ハンディキャップや社会的非常識といったネガティブな要素を逆に有効利用できるのも冥王星です。ネガティブというのも、狭い視点の一つでしかなく、冥王星にとってはそれは善悪というよりも世に広めるべき宇宙意志みたいなものなのでしょう。「カッコ悪いものは、カッコいい」みたいに。


 冥王星10室は、広め、生き様を世に叩きつける使命があるために、きつい体験、反逆せざるを得ないような不満、常識はずれの経験などをしやすいです。しかし、それは世の中が正しいと思い込んでいる一部に対して、目を覚ましてもらうためにあなたがいると言えます。無思考で、常識という宗教にハマりきっている相手には、反発されやすいですが、高い者が低い者にあわせてしまうこと、すなわち自分を曲げてしまったら、宇宙が悲しみます。

 特別に「重い」仕事運・人生運では、「遠回りが最短の道だった」という感覚も、実感できると思います。

 トランスサタニアン、すなわち冥王星・海王星・天王星は、まさにスターシードの星でしょう。この三つの「土星より向こうにある星」がホロスコープ上でよく機能している(10室やMC付近にある、ノースノードと関係を持つ、ソフトアスペクトが多い、等等 )ような人は、まさにスターシードって感じです。

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