リインカーネイション:♇☌☉
トランジットで、♇☌☉のアスペクトは、経験しない人もいます。冥王星は公転軌道を一周するのに、248年かかります。人生100年時代ですが、冥王星は人が生まれてから死ぬまでの間に、公転軌道を一周すらしないのです。
まさに、「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」(人間世界の50年は、天の世界にとっては一瞬にも満たないかもしれない。)です。
♇☌☉を経験すると、「カルマの転換」が行われるという感じを、自分は感じました。星で言えばノースノードとサウスノードが(星じゃないですが)、それぞれ今世のカルマと前世のカルマです。
♇☌☉以前は、サウスノードのカルマを行い、♇☌☉以降はノースノードのカルマというふうに、転換が行われたように感じました。♇☌☉以前は、自分はまるで前世と同じ道を進んでいて、「習得する」というより「やり方を思い出す」みたいな学びが多かったように感じるところです。
その時はこんな行動に何が意味があるのか?と思いつづけていました。前世と同じ行動をしていると、人はすでに前世で経験済みのことなので、その行動が得意です。でも同時にもう終わったことなので、何だか生きる意義を失ったり、最初は調子がよくても、なんか変に運命的に妨害されたりします。
その正反対の場所にある、今世のなすべきことは初挑戦だけどうまくいったり、意義を感じたりしやすいです。ただ、そこへと跳ぶ原動力は、やはり前世の経験です。どうしても人生の中で前世と同じ学びや経験・出会いをすることになるのは、前世の経験を今世に生かすために必要だからです。
♇☌☉とは限らないかもしれませんが、前世のテーマ繰り返し(想起)から今世のテーマへとシフトする瞬間というのもあるかもしれません。または、今世のテーマを幼少期にやり、青年期に前世と同じ学びをして、またその後今世のテーマを取り組む、なんていうモデルもあるかもしれません。
♇=冥王星のような、ある種、衝撃的で威力の強い星は魂レベルの出来事を起こすので、前世や今世とか、そういう絡みが多くなるような印象です。
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