アトミックアテナ
プラトンのティマイオスではこの世の元素を正多面体で説明し、全てのアトム(これ以上分割できないもの)として説明される。
それはまさに結晶構造…最近有力だとも言われる宇宙論・物理学理論?であるループ量子重力理論では、時空が結晶構造として説明されるようだ。ちょっと本で軽く読んだだけで、まだ全然理解していない。
ティマイオスは、プロメテウス三部作のように、散逸した著作であり、本来はアトランティスについて語るところがハイライトではあるかもしれないが、この結晶構造のところ、訳し方によってもいろいろ変わりそう。
まあ、原子という言葉に、アトム…。アトムとは本来「これ以上分割できないもの」をさす形而上学的概念でもあるので、原子が電子と原子核に「分割された」時点で、それはもう「アトム」ではない…。とはいえ、今更名前も撤回できないというか。
エヴァの第六使徒ラミエルみたいなのが浮かんでいるのって、このシーンじゃなかったっけ…。最近読んだ本で書いてあったこと「物理学はSF小説より奇なり」。その意味ではこのシーンはとても好きだ。
シュタイナーの自伝でも、幼少期の幾何学模様への没頭の逸話があったのは、とても印象的だ。
同時代の神智学の本とか、現代のスピリチュアルでも、エジプト関連の本で、幾何学模様の瞑想とかがある。幾何学模様を思い浮かべて、そこに光の点pが、星の公転周期のように軌道を描く様子を瞑想すると、宇宙とつながりやすくなるとか。
点pの親戚である、池の周りを正確に、それぞれ違った一定のスピードで円周するA君とB君も、その動きの完璧さは、星の軌道みたいなものだ。
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